突然ですが皆さんは最近お漏らしはしましたか?

 

 

そうですよね、しませんよね。

でも、良い歳してまだお漏らしする奴がいるんです。そう、そいつはT4ヴァナゴン。

T4のお漏らし原因はエンジンオイル漏れやクーラント漏れ、ATF漏れなど様々ですが、初期型から考えればT4はもう30歳近いんですよ。

車にとって30年は結構なご老体。そりゃ色々漏れてきますよね。

今回はそんなT4ヴァナゴンのATF漏れにフォーカスしてお話したいと思います。

 

ATF漏れの主な原因は?

GAKUYAの整備でもたまにあるのがATF漏れの修理。

ゴムパーツや樹脂パーツが使われており、経年劣化でどうしても漏れて来てしまう箇所になってきます。

ATF漏れの主な箇所は

  • ATオイルパンのガスケット
  • マルチファンクションスイッチ
  • ATオイルフィラーパイプ

など様々な原因がありますが、今回はATオイルクーラー周りからの漏れパターンの整備例をご紹介します。

 

そもそもATオイルクーラーとは?

簡単に言うと、ラジエーターで冷やされたクーラントがこのATオイルクーラー内に溜まり循環されることによって、左右2か所の穴に通るATFを冷やし熱を放出させているパーツとなります。

付いている場所はボンネットを開けて右側、バッテリーハウスの真横下あたりにクーラントホースたちに埋もれてついています!

GAKUYAでは通称”お弁当箱”と呼んでいます笑

ちょうど白ご飯がいっぱいに入りそうな大きさなんです!

もうほぼ見た目はメスティンですよ。これはメスティン。メスティン欲しい。メスティンのおすすめ教えてください。(←関係ない話ですみません)

 

AT オイルクーラーのオーリングから漏れることが多い

ATオイルクーラーからのATF漏れで一番多いのがこのオーリングの劣化による漏れです。

オーリングはATオイルクーラーボルト1本に対し、アッパーオーリングロアオーリングが1枚ずつ使われています。

そんなオーリングが経年劣化で硬化したり変形したりしてオイルが漏れてきます。

左が新品オーリング。右が劣化したオーリングですが四角に変形しているのがわかります。

これらのオーリングはオイルクーラーボルトを抜き取るとアクセスできます。

このオーリングを新品に変えることで大抵のATF漏れは解消されます。

 

どうせなら変えておきたい同時交換おすすめパーツ

このオーリングたちを交換するためには、ATオイルクーラーATオイルクーラーボルトを取り外さなければなりません。

あまりないですが、経年劣化でATオイルクーラー本体の中が腐食するとクーラントとATFが混ざってしまったり、ATオイルクーラーボルトの劣化によりATF漏れ等が起きる場合もありますので、どうせここの修理をするならオーリングを含め、この2点は変えておくのが理想です。

オーリング代だけを考えると数百円・数千円で収まる内容ですが、どうせすべて取り外すならいっぺんに変えちゃいましょう!

 

▼今回登場したパーツ一覧

ATオイルクーラー

ATオイルクーラー

ATオイルクーラーボルト

ATオイルクーラーボルト

ATオイルクーラーオーリング「アッパー」

>ATオイルクーラーオーリング「アッパー

ATオイルクーラーオーリング「ロア」

ATオイルクーラーオーリング「ロア」

 

最後に

今回ご紹介した症状はほんの一例ですが、T4ヴァナゴンで何か異変を感じたらすぐにGAKUYAへご相談くださいませ!

ご紹介したパーツは全てGAKUYAオンラインショップでも在庫しております。全国発送可能ですので、遠方の方もご安心下さいませ。

こうした整備メンテナンスの積み重ねがヴァナゴンを長く乗るための秘訣でもあります。どんどん数が減ってきているT4ヴァナゴン、みんなで残していきましょう!!

 

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