【VW T6】意外と簡単?エンジンオイルとオイルフィルターの交換!
T6ユーザーの皆様!車好きなら一度はこんなことを思ったことはないでしょうか?
「オイル交換を自分でやってみたい!」
車の整備でまずやってみたいと思える整備でやっぱり一番に思い付くのがエンジンオイルの交換ではないでしょうか?
エンジンオイルの交換は旧車だけでなくT6などの現行車でも同じく、定期的な交換が必要です!
乗り方や環境にもよりますが、GAKUYAでは「5000kmに1回」または「半年に1回」の交換を推奨しております。
もちろん、GAKUYAではT5/T6/T6.1のオイル交換もすぐにご対応可能!
30分以内には整備完了するので、遠出をされる前などでもお気軽にお越しください!(作業は要予約となります)
今回、普段の業務では1日中パソコンばかり触る、整備は全くの素人のワタナベがT6のオイル交換にチャレンジ!
冬場はぬくぬくとした事務所で座りっぱなしで業務をしておりますので、外に出るだけでも億劫!しかもこの季節は外で工具を使うのは地獄!
キンキンに冷えてやがるんです!!
そんな中、普段の整備ではスピード勝負の為、都度写真を撮ることはないのですが、今回はポイントポイントを抑えながら整備素人のワタナベがエンジンオイル交換とオイルフィルターの交換をやっていきたいと思います!
これを読めばあなたもご自身でオイル交換ができるようになる!かも!
作業されなくとも車の構造を知るだけでも、もっと今の愛車が好きになるはずです!
まずはアンダーカバーを外す
ジャッキアップを行い、下を覗くと大きなプラスチックのカバーが見えてくると思います。
こちらがアンダーカバーです。
結構大きいです。
アンダーカバーは走行中に巻き上がる小石やゴミなどからエンジン下部を守る大事なパーツ。
意外と停車中でも役割を発揮していて、雨だと地面に降って跳ね返った水気からもエンジンを守っているんです!錆防止になりますね!
古いエンジンオイルを抜くためのエンジンオイルドレンボルトは、そんなアンダーパネルの内側にあるので、これを外していきます。
アンダーパネルは頭が13mmボルト6つで固定されています。
ボルト数はT5/T6/T6.1すべて同じです。
見ずらいですが、奥の中央部にも2か所止まっています。
無事に6か所ボルトを外すとこのようにエンジン下部が見えてきます!
ほぇ~、こんな構造なのかぁ~
整備素人のワタナベはもうこれだけの整備で気分は整備士気分です。
俺整備してるわ~と自惚れながらも、エンジン構造を目の当たりにし感心しつつオイル交換を続けていきます。
古いエンジンオイルを抜いていく
エンジンオイルを抜くためには、オイルドレンボルトというボルトを取り外さなければいけません。
これはオイルパン側部に使用される頭が19mmのボルトで、エンジンオイルはここを外せば抜き出すことができます。
そんなドレンボルトを19mmのメガネレンチ(スパナ)を使用し、外していきます。
ここで使用する工具は長めのスパナをおすすめします。
なぜかと言うと、ドレンボルトはオイル漏れを防ぐため固く締め付けられているケースもあり非常に取り外しがしずらい!
そんなボルトの取り外しは、より力がかかりやすい長めのスパナの方が軽い力で緩ませることが可能。
とんとんとスパナを叩いて緩るめてあげると意外とするん!とボルトは緩みます。
ちなみにT5/T6/T6.1用のエンジンオイルドレンボルトのGAKUYAオンラインショップにも在庫ございます!
無事に緩ますことが出来たら後は手でクルクルと緩めてボルトを取ってあげるだけです。
すると勢いよく古いエンジンオイルが飛び出してきますので、ご注意ください!
真っ黒なオイルが出てきました。
このオイルはほっておくと勝手に流れ出てくれます。
抜けきるまでの間、コーヒーを飲んだり携帯を見るなり、次に交換するオイルフィルターの準備をしておきましょう。
オイルフィルターを交換する
次はオイルフィルターを交換します。
今回使用するオイルフィルター(オイルエレメント)はGAKUYAオンラインショップでも在庫のあるMANN製を使用します。
MANNは純正同等品のハイクオリティな品質なので安心して使用できます。
ちなみにT5/T6/T6.1には、CXEBやCXFA、CXECなど様々なエンジン型式があるので、要確認です。(今回は定番の品番を使用)
オイルフィルターはエンジン内部の細かい鉄粉やゴミなどの異物を絡めとってくれる大事なフィルターです。
オイルフィルターの交換を怠ると、エンジン内部にゴミが溜まってしまいエンジン不調の原因やエンジン寿命を縮ませる原因となります。
この時期だと、ご自宅で加湿器をたかれている方も多いと思いますが、それと似たような感じです。
フィルターの清掃や交換を怠ると加湿が十分に行われなかったり、臭い風が出てきたりしますよね。あんな感じです。
そんなオイルフィルターは覗き込んんで見ると割と手前側にあるのですぐに確認できます。
※分かりずらいですが、赤矢印の先に見える黒い筒です。
近づくとこんな感じ。
オイルフィルターにアクセスするまでには、2か所緩ませる必要があります。
まずは先端中央部にある頭が13mmの小さめボルトを外します。
ここを緩めていくと中に残ったオイルが噴き出してくるのでご注意ください!
オイルが抜けきったことを確認した後、オイルフィルターが入っている本体部分を取り外していきます。
これがすごく大きく頭が32mmもあります!
工具を持っている方でもなかなか出番が少ないであろう32mmのソケットがここで必要になります。
ここを外すとようやくオイルフィルターが姿を現します!
出ました!
真っ黒ですね…
これでは、エンジン内部の汚れを十分に除去できません。
ここまでくればもう作業は折り返し!
ここに新しいオイルフィルターを差し込み、元の手順で組み込んでいくだけです。
エンジンオイルを注入する
全て組み終わればようやく新しいエンジンオイルを注入していきます。
ここまでの作業で気分はすっかりベテラン整備士。
オイル交換?お任せ!とついつい調子乗ってしまいそうになります。
と、そんなことは置いておいて…
エンジンオイルはここのキャップを取り外して注入します。
キャップは手で緩めれます。
明けてみると意外と注ぎ口が小さい!
オイル注入の際はこぼさないように注意してくださいね。
実際に使用しているエンジンオイルは?
ここでGAKUYAでいつも使用させて頂いているエンジンオイルをご紹介!
ASH製のオイルで高品質で、T5/T6/T6.1ディーゼルGAKUYAの日常整備でもいつも使用しております。
車種やエンジン型式によりエンジンオイル量が多少前後しますので、詳しくは下記ページをご覧ください。
ここまでくればオイル交換・オイルエレメント交換も完了です。
いかがでしたでしょうか?
現行車なので、もっとややこしいのかと思っていましたが、特に特殊工具も必要なくサクッと交換できました!
これならこまめにオイル交換が出来そうです。
もちろん、GAKUYAではオイル交換はもちろん、今回使用したオイルもオイルエレメントも常時在庫しております!
オンラインショップからのご注文であれば、定休日を除く火曜日から土曜日の14:30まで、日曜日は12:00までのご注文で当日出荷となりますので、週末の整備に間に合います。
商品は下記リンクよりご注文可能!
楽しいワーゲンライフを!